日本の大学MBA学位は正式には無い

日本の大学MBA学位は正式には無い2020年1月30日

巷であるいは書籍に日本の大学の〇〇MBA出身と学歴に記載している人がいるが、或いは口で、僕は〇〇大学MBAですという方もよくいます。

ここで注意してください。日本の大学には外国語で表記された学位は認可されていません。各学校で英文成績書や卒業証明書を留学するときに必要になるので発行していることは常ですが、これは各学校が発行しているだけです。正式な学位を書かないと問題になるケースは有ります。そもそも正式に書かないでMBAですっていうのもMBA知らずでは無いでしょうか。

例)
一橋大学MBA, 早稲田大学MBA,  慶応大学MBA,
多摩大学MBA, 京都大学MBA, 九州大学MBA,
グロービス大学(株式会社立)MBA
これらは正式な学位表記ではありません。

日本の大学MBAと称している学校でMBAである事の品質保証を
国際認証機関(といっても公的な機関ではありません)から
取得している慶応大、早稲田大なども認証を受けているいないに
関係なく日本の大学の正式な学位に英語表記はありません。
MBA,PhD,DBAなどは英語圏の表記です。国によっては
監督官庁が認めている国もありますが日本はまだです。

もっともそのケースで誤解されやすいのが日本の専門職大学院の「ビジネス・MOT」に属する約30校です。この中のビジネス系は約20校有りますが「ビジネス・MOT」ですからMBAではないです。下記がその学校の一覧です。また、MBAを海外国際認証機関より認証された国内大学が数校有りますが、これらはMBAとして品質保証されているわけですが、とは言っても別にMBAというコースが設置されているわけでも有りませんから、あくまでも日本の文科省認可の専門職大学院認証機関が認可したコースをMBA認証の裏番を押しているようなものであるだけで、海外のMBAコースのようにそのものがMBAコースであるという事では有りません。専門職大学院の問題の一つは論文を課さない。これは上位の博士課程で論文を書くときには大変困ることになります。英国大学のMBAは論文を課します。また科目の課題もレポート程度のものではなく、しっかりと論文形式で書かせます。米国ビジネススクールの多くが論文がなくリサーチペーパーのようですが、これは論文とは違いますし、各課題についてもペーパー程度で済んでいるという例も多くあるようです。これでは英国は通用しません。恐らく文科省の専門職大学院「ビジネス・MOT」は米国のビジネススクールを模範にしたのでしょう。今はビジネスの世界であってもMBAや他の修士レベルではなく博士号取得者も不思議ではない時代。先のことを考慮して論文を課す方がよろしいと思われる。出ないと壁にぶつかります。

勿論この専門職大学院の取得学位は(例)経営管理修士(専門職)というのが正式。しかし海外にはこのようなものがないので留学申請時に弾かれたという話もあります。

例えば京都大学MBAというものはないのです。京都大学の経営学修士(専門職)というのは正式学位です。勿論 国際認証を取得してはいませんから自称MBAということになりそのMBAは校内でしか通用しいないということになります。アジアの諸地域、韓国、中国、マレーシア、香港、シンガポールはそうそうたる国際校が多数あります。日本のようなガラパゴスは有り得ません。